2015年1月31日土曜日

ハスラーの謎が解明した

ここ数日間ハスラー125初期型の電気系が謎で悩んでいたのですが、何とかなりました。

今日は分かりにくい内容ですみません。
お笑いは一切ないです。

さて、このハスラーは6ボルトのままバッテリーレス化の予定でした。

12ボルト化という方法もあるのですが、そもそも発電能力が弱くて12ボルトに到達しないバイクは、6ボルトのまま電装系を今風に刷新していくという方法を取ります。

6ボルトのレギュレートレクチファイアはジャズとかシャリーで使われていたので、それを流用すれば楽勝な作業です。

コイルを巻き直して電圧を上げる方法で12ボルト化するのも一つの方法ですが、かなりややこしいので6ボルトのままで普通にウインカー点灯してブレーキランプとホーンが鳴れば問題ない訳です。

今回ハマっていたのはライト系の電圧が異常に高いこと。

ミニバイクの電気系はバッテリー充電が直流の6ボルト。
ヘッドライト系は6ボルトの交流を使っています。

普通に直流でヘッドライトも点灯させればいいんじゃないかと思われがちですが、エンジンがアイドリングでライトが暗くなるので交流を使っているんです。

もう少し色々な理由もあるのですが長くなるので今回は説明を省きます。

ちなみに電気系の詳しい書籍は、おなじみのモトメンテナンス誌に書いてあるので参考までに。

とにかく昔の6ボルト車であれば発電能力が8ボルトぐらいあれば充分なので、それぐらいの発電能力に設計上あえてしているんです。

ところがこのハスラーは充電系が7.5ボルトぐらいで普通なのに、ライト系が30ボルトオーバーになっている。

不思議ですね。
どれだけ考えても意味不明です。

電圧が高いのはいいとしてレギュレターt付けて6ボルトに制御すれば問題ない訳です。

今回ハマっていたのは、電圧が高すぎて6ボルトのレギュレターが一発でパンクすること。

これには参りました。ここ3日間ほど頭を悩ませていました。
何でライト系の電圧だけ異常に高いのか。

その謎がやっと解けたんですね。というk解けた気がする。

このバイクはフルレストアしてあって状態は良い。
レストアの技術も良くて腕の良いショップで作業されたと思われる。

だけど電気系だけは苦手だったようで、テールランプは出来の悪い自作のLEDが付いて焦げていたりする。

もしかしてだけどー。 レストアの時電気系が具合悪くてコイルを巻き直したのではないだろうか疑惑。

コイルの巻き直しはレストアの世界では良くあることです。

巻き直しのついでにコイルの巻数を多くして12ボルト化するのも有りな方法です。

発電電圧は巻き数に比例するので多く巻けば電圧も高くなります。
多く巻くとは言ってもスペースに限りがあるので、そんなに巻けないのですが細い線であれば巻くことは可能です。

目標とする電圧を決めておいて計算して巻き数が決定します。

もしこのハスラーがコイルの巻き直しがされてたとして、ライト系のコイルを何も考えず細い電線をにいっぱい巻いたのではないか疑惑。

現実的には考えにくいのですが、有り得ない事も無い。

もしかして違うかもしれないけど、考えてても拉致があかないので対策を考えます。

このハスラーは如何にしたらいいのか。

思いついたのが充電系を6ボルトにして、ライト系だけ12ボルトにする方法。

12ボルトのレギュレターターは耐電圧も高くて高電圧な交流も制御できます。

6ボルトのレギュレターのようにパンクもしにくい。

6ボルトと12ボルトのレギュレターが2個付いたハイブリッド方式にします。

配線を繋ぎ直してみると問題なく作動。

これでやっと解決できました。 

分かりにくい内容でしたね。すんみません。

2015年1月29日木曜日

鈴鹿モータースポーツ祭

2月22日に鈴鹿モータースポーツ祭が鈴鹿市主催で開催されます。
http://www.city.suzuka.lg.jp/topics/files/2510.html

イベントチラシPDF
http://www.city.suzuka.lg.jp/topics/datas/2510_001.pdf

鈴鹿市の公道をクローズしてレーシングバイクが走るなど面白いイベントです。

モリワキさんとか、TSRさんのレーシングバイクの走行が間近で見れるかも。

他にもトライアルバイクのデモ走行とか、バイク関係のパーツメーカーが展示してたりとか。

レーシングカーのタイヤ交換体験とか、輪ゴムマシーンでレースとか、色々あって盛り上がること間違いなしです。

その中のイベントの一つで、2輪4輪パーツ市も開催。

フリーマーケット方式で新品パーツとか、旧いバイクのパーツとか出たりして、これまた面白いイベントになりそうです。

ランポートもそのイベントをお手伝いしていて、ブース出店の募集とかで頑張ってます。

ブース出店受付中。 先着順なので急いで応募してください。
http://www.buhinn.com/

公道をクローズして行うイベント。鈴鹿市はモータースポーツに気合が入ってますよ。

2015年1月28日水曜日

初期型ハスラーの電気で悩む

ハスラー125初期型の電気で悩んでます。

1971年バイクの弱い電気を何とかしようと作業にとりかかっていました。
http://www.bikebros.co.jp/community/ANC_view.php?id=7670&uid=KD0CEQfF

昔の弱い電気を今の技術で快適にするというのはランポートの得意技ですが、ど初期のハスラー125は発電コイルが特殊なのか電圧が異常に高くなったりして、意外と手強い。

これはもう少し研究が必要で、解決策を見つけるまでもう少し時間が必要なようです。

一つ問題が解決したとしたら技術が一つ増えるという事でもあるので、手強い仕事も悪くはないのですがね。

初期型ハスラーの電気で悩む











ハスラー125初期型の電気で悩んでます。

1971年バイクの弱い電気を何とかしようと作業にとりかかっていました。
http://www.bikebros.co.jp/community/ANC_view.php?id=7670&uid=KD0CEQfF

昔の弱い電気を今の技術で快適にするというのはランポートの得意技ですが、ど初期のハスラー125は発電コイルが特殊なのか電圧が異常に高くなったりして、意外と手強い。

これはもう少し研究が必要で、解決策を見つけるまでもう少し時間が必要なようです。

一つ問題が解決したとしたら技術が一つ増えるという事でもあるので、手強い仕事も悪くはないのですがね。

2015年1月27日火曜日

鈴鹿モータースポーツ祭



2月22日に鈴鹿モータースポーツ祭が鈴鹿市主催で開催されます。
http://www.city.suzuka.lg.jp/topics/files/2510.html

イベントチラシPDF
http://www.city.suzuka.lg.jp/topics/datas/2510_001.pdf

鈴鹿市の公道をクローズしてレーシングバイクが走るなど面白いイベントです。

モリワキさんとか、TSRさんのレーシングバイクの走行が間近で見れるかも。

他にもトライアルバイクのデモ走行とか、バイク関係のパーツメーカーが展示してたりとか。

レーシングカーのタイヤ交換体験とか、輪ゴムマシーンでレースとか、色々あって盛り上がること間違いなしです。

その中のイベントの一つで、2輪4輪パーツ市も開催。

フリーマーケット方式で新品パーツとか、旧いバイクのパーツとか出たりして、これまた面白いイベントになりそうです。

ランポートもそのイベントをお手伝いしていて、ブース出店の募集とかで頑張ってます。

ブース出店受付中。 先着順なので急いで応募してください。
http://www.buhinn.com/

公道をクローズして行うイベント。鈴鹿市はモータースポーツに気合が入ってますよ。

2015年1月24日土曜日

煮込みキャブレター

キャブレターをぐつぐつ煮込んでます。

50年経過しているキャブは汚れがしぶとい。

鍋で煮込まないと中々汚れが取れません

2015年1月20日火曜日

ハスラー125初期型 弱い電気を何とかしよう


スズキ ハスラー125、初期型です。
1971年発売なので43年ぐらいは経過してます。

一度レストアしてあるらしく程度良いですねー。
今回は、弱い電装系を何とか強くしたいとの依頼。

今のパーツを駆使して年代物のバイクの電装を強くする作業、ランポートの得意分野かも。

以前も旧いバイクの電装を今風にしてきました。
バイクによって電装系も年代も色々ですから、まずは構造を確かめて作戦を練ります。

発電能力は低そうなので、LEDランプとかダイオードを駆使して作業することになるでしょう。

自作と思われるテールライト。抵抗が焦げてます。

セレン整流器 これは今のタイプに交換ですね。

下手すぎな工作 これも交換します。



ランポート ホームページ

2015年1月18日日曜日

グロムには、エニ熊と金剛

グロム用マフラー、戦管金剛をバージョンアップしました。

今までのフルチタンマフラー戦管金剛はレースでの使用を強く意識していて、コケてもダメージが少ないようサイレンサーを車体の内側に寄せてました。

そのためノーマルフェンダーが付かなかったんですね。

ノーマルフェンダーを付けていたい人も当然いる訳で、ノーマルフェンダー対応の取り回しに改良しました。

コケた時はサイレンサーにダメージを受けるのですが、ノーマルマフラーよりは車体の内側に寄せているので特には問題ないかと思います。

グロムの場合、マフラーを変えると燃調が薄くなる傾向にあります。

そこでECUコントローラーで燃調をとって若干濃い目にセッテイングするとトルクも増してより速くなります。

ECUコントローラーは各社出ていますが、ランポートのお勧めはエニグマ。

加速ポンプ機能などが付いていて細かいセッテイングが可能です。

パソコンからマップを作成しますが、高機能な分だけ結構ややこしいかもしれません。

ランポートマフラーとエニグマの組み合わせは激速ですよ。

明日晴れていたら、もう少しセッテイングを詰めようと思います。

うまくできれば動画アップできるかもです。

ランポートブログ②
http://runport02.blogspot.jp/

グロムのチタンマフラー 音の動画

グロムのマフラーが完成し、ECUのセッテングもバッチリ。

空ぶかしの様子を動画に撮りました。
http://youtu.be/RIxxuuH563M

レーシングなサウンド。
好みはあると思うけど、歯切れが良くて悪くない音だとは思います。

走りに関しては、全体的にトルクが増して間違いなく速くなってます。

グロムの場合、ノーマルカムは高回転型とは言えませんが、マフラーの抜けが良くなったせいか高回転までストレス無く回ります。

そんな高回転まで回して大丈夫なのかという心配があるかと思いますけど、ピストンスピードと言って一秒間にピストンが何メーター動いたかを計算し、そのエンジンの性格が分かります。

グロムの場合
11000rpm で 21m
12000rpm で 23m

一応ピストンスピードが20mぐらいをリミットんにしたとしたとしても10000rpmは余裕で回せます。

ちなみに4輪車でS2000が8300rpmで23.7m
CBR250RRが19000rpmで21m

ノーマルのグロムの場合8500rpmあたりでエンジンが苦しくなります。

完全に低速型のエンジンと思いきや、決して低速のトルクが太いわけではない。

燃費とか排ガスの問題で致し方ないのは分かるけど、もう少しガツンと来るパワーが欲しいですね。

ホンダエンジンなのだから10000rpmぐらいは平気で回ってほしい。

そこでランポートのチタンマフラー戦管金剛とエニグマの組み合わせでガツンといっちゃってくださいね。

下のトルクもあって高回転まで気持ちよく回りますよ。

今現在、頑張って作ってますのでバイクブロスの通販に出るまでしばしお待ちを。

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ランポートブログ②
http://runport02.blogspot.jp/

ハスラー125初期型 弱い電気を何とかしよう





スズキ ハスラー125、初期型です。

1971年発売なので43年ぐらいは経過してます。

一度レストアしてあるらしく程度良いですねー。

今回は、弱い電装系を何とか強くしたいとの依頼。

今のパーツを駆使して年代物のバイクの電装を強くする作業、ランポートの得意分野かも。



以前も旧いバイクの電装を今風にしてきました。

CB72編
http://www.bikebros.co.jp/community/ANC_view.php?id=4610&uid=KD0CEQfF

ゴリラ初期型
http://www.bikebros.co.jp/community/ANC_view.php?id=7501&uid=KD0CEQfF

バイクによって電装系も年代も色々ですから、まずは構造を確かめて作戦を練ります。

発電能力は低そうなので、LEDランプとかダイオードを駆使して作業することになるでしょう。

ランポート ホームページ
http://runport.com/

ランポートブログ②
http://runport02.blogspot.jp/