2014年4月30日水曜日

ステムベアリングは気づきにくい

入庫していた7万6000キロのカブですが新しいオーナーの元へ行くことになりました。
http://www.bikebros.co.jp/community/ANC_view.php?id=6547&uid=KD0CEQfF

走行は多いけどまだ10年しか経ってないし、元気なうちはまだまだ働いてもらいます。

さすがに大事に乗られていても、点検すると色々悪い個所が出てきてます。

ステアリングのステムベアリングも交換するんですが、意外とこれ悪くなったまま走ってる人多いです。

ステムベアリングが悪くなるとどうなるかというと、真っ直ぐに走ってる時ハンドルが取られるような違和感があります。

これはベアリングの玉の当たる個所が一か所だけへこんでしまい、ハンドルがスムーズに動かない状態になります。

徐々に少しずつ悪くなるので、乗ってる人は気が付きにくいんです。

ステムベアリングの不良は走行しなくても押して歩くだけで判明します。

バイク屋は毎日毎日バイクを押したり引いたりしてますからすぐに気が付きます。

というか無意識にステムベアリングの状態をバイク押して歩く時に確かめなていると言った感じでしょうか。

ステムベアリングの簡単な点検方法はフロントタイヤを浮かします。ビッグバイクの場合はジャッキなどをマフラーに掛けてフロント浮かしてもいいですね。

そしてハンドルを左右に少しだけ動かしてみる。

その時、真っ直ぐ状態でカクッと止まる感じ、カクッと引っかかる感じがあればベアリングの不良です。

何十台に一台の高確率で悪くなってるははずです。

一度、確かめてみるのもいいかもですよ。

世間は大型t連休ですね。

ランポートは、休みたいんですけど残ってる仕事多すぎて休めない。

釣りに行きたいようー。

2014年4月26日土曜日

コロナのワンオフマフラー バイククオリティーで





















さすがに徹夜はつらい。

昨日から今日にかけてマフラー作ってました。

バイクと比べると4輪のマフラーは、見えないだけに仕上げがショボイんです。

車のマフラーもバククオリティーで丁寧に作ると、それまたカッコいいんです。

明日は鈴鹿サーキットで旧車のレースです。

合間を見て応援に行こうと思ってます。

それでは又。

旧車レース見てきたよ

26日、鈴鹿サーキットのレース見てきました。

このレースはFUN&RUNというレースで、ビッグレースと違って草レース的な楽しいイベントなんです。

観客はほとんど居ないんですが、レースチケットも要らないし、好きな場所で色々見て歩きも楽しいですよ。

普段は入れないようなパドックや観覧席なども自由に出入りできます。

コースも東コースと言って鈴鹿サーキットのフルコースの半分だけ使います。
走ってる様子が全部見れるし、展開も早くて面白いんです。

この日は40年以上前のバイクしか出れないクラシックのレースもあって、その応援です。

去年も応援に行ってたんですが、何と優勝。
http://www.bikebros.co.jp/community/ANC_view.php?id=4963&uid=KD0CEQfF

動画撮ってきました。 出走前のあわただしい様子。
https://www.youtube.com/watch?v=F2x3rRAr5-o

レースの動画。パドック上で撮影してます。
うまく撮れてないんですが雰囲気はつかめるかも。12分あります。
応援してるのは10番のTA125、40番の多125がとにかく速い。
15番のCB125JXも相当な追い上げです。
結果が分かりにくいので先に言うと、2位でした。
https://www.youtube.com/watch?v=wgb9j7PNoV8

レース直後、車検場にて。
こんな年齢の人が激しく走ってたんですね。
カメラ禁止と怒られるまでの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=ZVWq1yLkShw

2014年4月22日火曜日

4輪バギー マフラー制作中

4輪バギー、台湾の機種になります。

中華と違って作りは良いです。

これのマフラーをワンオフで制作中です。

エキパイはステンレス、サイレンサーはチタン。

もう少しで完成です。

猫の手を借りたい忙しさで、実際に朝窓際に来る野良猫を調教中です。

警戒せず手からエサを食べるまで仲良くなれたのですけど、作業を手伝わすにはもう少し調教が必要そうです。

続く

2014年4月6日日曜日

スカッシュ復活

スカッシュ

スカッシュ

スカッシュ

スカッシュ


スカッシュ

スカッシュ


ホンダ スカッシュ 1981年発売のバイクです。
タモリさんがコマーシャルに出てました。
発売の翌年に笑っていいともですから、ずいぶん昔ですね。

スカッシュ、小さくて可愛いので今でも人気のあるバイクです。
エンジン自体は耐久性あるし故障もしにくいので、今なおも現存するスカッシュも多いのではないでしょうか。

そんなスカッシュですが、さすがにシートは年数なりに劣化していいました。
表皮の張り替えは問題ないとしてSQASHの文字が消えてしまうのは惜しい。

今回はシート張り替えとSQASHのロゴも復活させることにしました。
手間がかかりますけど、スカッシュにはシートのロゴが絶対にあった方が良いですね。

ランポート RUNPORT

2014年4月3日木曜日

かわいい子にはバイクで旅をさせよ



かわいい子には旅をさせよ、ということわざがあります。

親の保護から離れさせ、子供に自立をうながすのには一人旅をさせるのが良いだろうという意味ですが、バイクで旅をさせるとより効果的です。

私の友人の子供なんですが、二十歳過ぎても特に目標もなく、興味あることも見いだせず、ゲームばかりしていて外には出ずという最近ありがちな子供でした。

親父の方は若いころ真っ黒に日焼けしてアウトドアなタイプ。ビッグバイクにも乗ってました。

息子を見るとこのままで大丈夫なのか? もっとたくましくなってほしい。

外の世界に目を向けてもらうにはバイクが良いんではないかと親父は考えました。

バイクに乗ったらどうだ、と勧めると特に嫌がる様子もなく免許も取得。

バイクの選定に相談受けていたんですが、本人の気に入ったバイクがCBR250R。軽くて乗りやすいバイクです。

いよいよ納車の日、引き取りに来たのが親父。

大丈夫なのか? バイクに乗れるのか? 少し心配になりました。

それでも最初はおっかなびっくりで乗り始め、ランポートツーリングにも参加。

その後、バイクにハマったらしく毎日のように日帰りツーリング。

ランポートにオイル交換に来るんですが、ものすごいハイペースで距離が伸びてました。
彼も来るたびにどんどんたくましくなっていて、ランポートの個性的な常連さんともニコニコと話をしているほどで。

そして日帰りツーリングに物足りなくなった彼は親父にこう言いました。

僕、家を出る・・・。

親父 家を出るってお前、どれぐらい出てくるんだ? いつ帰ってくるんだ?

彼  分からない。決めてない。

親父 一生帰って来ないこともあるのか?

彼  行ってみないと分からない。

親父 よし、行くのはいいが行先ぐらい教えておけ。

彼  どこ行こうかなー

親父 まだ寒いから暖かい方へ行ったらどうか。

彼  じゃ、そうする。

翌日、彼は雨の中自分探しの旅に出発するのでした。


鈴鹿から出発して色々な所を回り九州まで到達。
寝る場所は野宿か漫画喫茶。
野宿と言ってもテントあるわけじゃなく、駅か公園のベンチで眠るだけ。

ゲームばかりしてた子供がバイクに乗ることでこうも変わるものか。

実は彼はとんでもない大物ではないかと思えてきます。

ランポートにはワイルドな人たちが集まりますが、ワイル度ナンバーワンです。

一か月後、帰ってきた彼。
今度は東に向かうと言ってます。

東に向かう・・・ カッコいいー

普通は、ロングツーリングに行くときは下調べして装備揃えて、準備万端で行くと思うんです。

大物の彼は違います。
ショルダーバッグを肩にかけて、まるで隣の町に行くぐらいのラフな感じ。

おそらくは北海道の端までたどり着くでしょう。

かわいい子にはバイクで旅をさせよ。でした。