いよいよエンジンを始動する段階に来ました。
長年に渡りエンジンの整備は数多くしてきてるけど、初めてのエンジンの場合、エンジン始動前は一種の緊張感が今だにあるものなんです。
今回は点火タイミングが新設計ですから、予想した通りになればいいけど、予想より早すぎた場合を想像すると恐ろしい。
インジエクターがうまく噴射してたとしたら混合気はバッチリで、スターターモーターのピニオンもガッチリ噛んだままでケッチン状態になるのが怖い。
点火時期が早すぎたとしたら、点火した後に上死点を乗り越えないかもしれない。
想像すると実に恐ろしい訳です。
キーのオンオフを繰り返して燃料配管内のエアーを追い出した後、意を決してセル回します。
キュルキュル ブロロロー。
あっけなくエンジン始動。
暖気時のアイドルアップも効いてる模様。
点火時期も合っているて、エンジンの回転も滑らか。
インジェクションというのはキャブ車と違ってエンジンが掛かってしまえば実に素晴らしい。
燃調セッティングに出かける
ドライバーは本田技研OBの山口氏 ホンダで燃調とかを担当していた技術者。
正にこれ以上はないであろうかという人選。
山口氏は運転し、自分は助手席でパソコンとA/Fメーターを見ながらマップを作っていく。
短時間で程よいセッティングが完成。
いい勉強になりました。

インジェクション化完成です。
インジェクション大作戦 成功。
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