KDX125はカワサキの125ccオフロードバイクです。
パワーもあって今でも人気のあるバイクです。
それでも製造から20くらいは経過してますから、そこそこのメンテナンスは必要です。
今回はタンクのガソリン漏れ修理です。
コックが付く付近でクラックが入っていて、チビチビとガソリンが漏れてます。
オーナーは何とか直そうとハンダ付けしたようなんですが直らず。
よく見るとハンダは付いているけどクラックを埋めるほど溶け込んでいません。
タンクをヤフオクなんかで探すという方法もあるんですが、まともなタンクを落札出来るとは限りません。
このタンク自体はサビも無く、クラック以外は状態が良いので修理する事になりました。
タンクをハンダで直そうとするのは、そもそも無理なのでロー付け又は溶接になります。
ロー付けも悪くはないんですが塗装がコゲます。
クラックをTIG溶接で付けたところで、又クラックが入るはずです。
そもそも、その箇所が構造的に弱かったからクラックが入った訳で、構造を変更するあるいは補強するという事が必要です。
貴重なバイクですから長く乗ってもらえるよう気合を入れて修理しましょう。
今回の修理方法はステンレスの板を溶接するという方法です。
この方法は、実は悩みましたけどね。
溶接とか腐食とかの専門家なら、その方法はダメだと異論が出ると思います。
そこら辺の説明と作戦については長くなるので明日に続きます。
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