ここ数日間ハスラー125初期型の電気系が謎で悩んでいたのですが、何とかなりました。
今日は分かりにくい内容ですみません。
お笑いは一切ないです。
さて、このハスラーは6ボルトのままバッテリーレス化の予定でした。
12ボルト化という方法もあるのですが、そもそも発電能力が弱くて12ボルトに到達しないバイクは、6ボルトのまま電装系を今風に刷新していくという方法を取ります。
6ボルトのレギュレートレクチファイアはジャズとかシャリーで使われていたので、それを流用すれば楽勝な作業です。
コイルを巻き直して電圧を上げる方法で12ボルト化するのも一つの方法ですが、かなりややこしいので6ボルトのままで普通にウインカー点灯してブレーキランプとホーンが鳴れば問題ない訳です。
今回ハマっていたのはライト系の電圧が異常に高いこと。
ミニバイクの電気系はバッテリー充電が直流の6ボルト。
ヘッドライト系は6ボルトの交流を使っています。
普通に直流でヘッドライトも点灯させればいいんじゃないかと思われがちですが、エンジンがアイドリングでライトが暗くなるので交流を使っているんです。
もう少し色々な理由もあるのですが長くなるので今回は説明を省きます。
ちなみに電気系の詳しい書籍は、おなじみのモトメンテナンス誌に書いてあるので参考までに。
とにかく昔の6ボルト車であれば発電能力が8ボルトぐらいあれば充分なので、それぐらいの発電能力に設計上あえてしているんです。
ところがこのハスラーは充電系が7.5ボルトぐらいで普通なのに、ライト系が30ボルトオーバーになっている。
不思議ですね。
どれだけ考えても意味不明です。
電圧が高いのはいいとしてレギュレターt付けて6ボルトに制御すれば問題ない訳です。
今回ハマっていたのは、電圧が高すぎて6ボルトのレギュレターが一発でパンクすること。
これには参りました。ここ3日間ほど頭を悩ませていました。
何でライト系の電圧だけ異常に高いのか。
その謎がやっと解けたんですね。というk解けた気がする。
このバイクはフルレストアしてあって状態は良い。
レストアの技術も良くて腕の良いショップで作業されたと思われる。
だけど電気系だけは苦手だったようで、テールランプは出来の悪い自作のLEDが付いて焦げていたりする。
もしかしてだけどー。 レストアの時電気系が具合悪くてコイルを巻き直したのではないだろうか疑惑。
コイルの巻き直しはレストアの世界では良くあることです。
巻き直しのついでにコイルの巻数を多くして12ボルト化するのも有りな方法です。
発電電圧は巻き数に比例するので多く巻けば電圧も高くなります。
多く巻くとは言ってもスペースに限りがあるので、そんなに巻けないのですが細い線であれば巻くことは可能です。
目標とする電圧を決めておいて計算して巻き数が決定します。
もしこのハスラーがコイルの巻き直しがされてたとして、ライト系のコイルを何も考えず細い電線をにいっぱい巻いたのではないか疑惑。
現実的には考えにくいのですが、有り得ない事も無い。
もしかして違うかもしれないけど、考えてても拉致があかないので対策を考えます。
このハスラーは如何にしたらいいのか。
思いついたのが充電系を6ボルトにして、ライト系だけ12ボルトにする方法。
12ボルトのレギュレターターは耐電圧も高くて高電圧な交流も制御できます。
6ボルトのレギュレターのようにパンクもしにくい。
6ボルトと12ボルトのレギュレターが2個付いたハイブリッド方式にします。
配線を繋ぎ直してみると問題なく作動。
これでやっと解決できました。
分かりにくい内容でしたね。すんみません。
0 件のコメント:
コメントを投稿