2017年2月8日水曜日

ヘルス自動車のエムロ号 パート1

ヘルス自動車工業のエムロ号 知ってますか?
エムロ号














このバイクを分かる人はほとんど居ないでしょう。
ヘルス自動車工業株式会社は1954年から1958年までバイクを製造してたと思われます。

ネットで検索して調べていると色々なこのバイクの謎が分かってきました。

検索する場合、必ずヘルス自動車のエムロ号と略さずに入れないとバイクとは全く違うヘルス系の画像とか出てくるので要注意です。

元々はリヤカーを製造してたようなんですが、自社でオリジナルのバイクを製造するようになり、その後オートレーサーのフレーム作りに特化して現在でも大野フレーム工業所として今でも存続しています。

このバイク、年式はおそらく1957年か1958年と思われます。
60年くらい前のバイクになりますね。

日本の終戦が1945年ですから、終戦から10年くらいでこんなバイクを作ってた事になります。

よくよく眺めていると、かなり丁寧に作られているのが分かります。
エンジンの設計は時代の旧さを感じますが、各部の造りはレベルの高いと思います。
戦後の何もない焼野原から、たった10年でこんなのが作れていたんですね。

戦後から10年というと、戦時中に戦闘機とか戦車とかの製造とか設計とかしてた人がまだまだ現役の時代なんですね。

終戦の時に40才として1955年では50才。
20代で戦地に行ってた職人が復員してきてバイク作ってたとしても、まだ30代ですよ。

戦時中に培われた技術が戦後のわずかの期間で復興をとげて、現在に至るという感じがこのバイクを見てよく分かります。
エムロ号
エムロ号

エムロ号

エムロ号

エムロ号
アポロウインカー おそらく後付け















ウインカー出すと、すごく邪魔な気がする。

2017年2月2日木曜日

福祉車両なエリミネーター

一見何でもないようなエリミネーター。

マフラーは変わっているのと車高が少し低い。

分かりにくいけど最も変わってるのがリヤブレーキペダルが無いこと。

実はこのバイク、右足が不自由な人のためにカスタムしたバイクなんです。

今は免許制度が厳しくなってるので、例えば義足とかの人はミッション付のバイクに乗るのが難しくなってます。

スクーターであればブレーキは手で操作するので問題ない。

その場合に免許はオートマ限定となるんですね。

それでもミッション車に乗りたいというバイク好きもいるんです。

ミッション車でバイクに乗る場合、側車付き限定となるようです。

側車というのはサイドカー。

サイドカーも悪くはないですが、2輪バイクとは違うジャンルです。

今回、右足で操作するリヤブレーキを手で操作出来るようにして、免許も限定無しの2輪免許にするという内容です。

2016年12月13日火曜日

BUELL を治す

ビューエル 個性のあるバイクです。

ハーレーって、いわゆるアメリカンバイクなんですが、そのエンジンを使ってフレームを新作しスポーツバイクにしたのがBUELL。

ハーレーのエンジニアだったビューエルさんが始めた市販バイクだったのですが、その後本家筋のハーレーに買収され2009年に生産打ち切りとなりました。

エンジンは振動の多いハーレーの事ですから振動対策としてラバーマウントしてるのが一つの特徴でもあります。

エンジンは振動してても車体にゴムを介して搭載してる訳ですから、振動が伝わりにくいだろうという発想です。

でも実際はエンジン振動が車体に伝わるのに変わりはなく、フレーム側が軽量化されているせいもありダイレクトに振動が伝わります。

振動対策になっているのかという疑問、そこら辺がBUELLらいいところです。

そもそもハーレーのエンジンは45度のVツインで振動のことなど全く考えてない訳で、振動お対策するなら90℃のVツイン、ドッカティとかVTとかのエンジンが理論的に振動が少ないんですね。

エンジン設計するエンジニアなら絶対に作らないであろう45度Vツインを平気で作ってしまうのがアメリカらしいと言えるかもですし、そんなエンジンがもらたらす独特のフィーリングが長年に渡りウケでいるのがハーレーエンジンンの面白いところでもあります。

今回のBUELも激しい振動とラバーマウントが災いして各部にダメージを受けてました。

マフラーにはクラックが入りエキパイからサイレンサーまで排気漏れ多発状態。

一番驚いたのがエンジンマウントボルトが折れていた事。

エンジン前方を吊り下げているラバーマウントされたハンガーのボルト、2本のうち一本が完全に折れてました。

もう一本折れたとしたらエンジンが地面に落ちてしまうという危険な状態でしたね。

今回はマフラーの修理で入庫したのですが、致命傷になる前にエンジンマウントのボルト折れに気付いてよかったです。

BUELはフロントサスが倒立、リヤサスのエンジン下に位置し、ホイールベースも短くスポーティに走れる・・・気がする。

それでいてエンジンはチューニングされたハーレー。

これは面白そうですよ。

2016年12月6日火曜日

鈴鹿部品交換会はエクストリームもあり

11月20日、鈴鹿部品交換会が開催されました。

部品交換会というのはバイクや車に関係したフリーマーケットの事で、全国各地で開催されています。

ランポートは主催者側になるのですが、ただのフリマでは物足りない気がして、イベントとしての何か面白い事が出来ないだろうかと思い、バイクのエキストリームをやってもらいました。

それと、クラシックカーとかも展示して、単なるフリマとは違うバイクや車好きにとって楽しめるイベントにしたいと思いました。

鈴鹿部品交換会
http://www.buhinn.com/

2016年11月9日水曜日

ゲイルスピードのホイールを加工する















ゲイルスピードは高級な鍛造ホイールです。
かなり軽量でありながら強度と精度が素晴らしい。

そんなゲイルスピードは適合するバイクも多いのですが、ラインナップに無いと付けたくても付けることができない訳です。

そこで今回は希望のバイクに付けれるようパーツを加工しました。
上の画像がノーマルのゲイルスピード。

ベアリングの付く部分が外れるようになってます。
このパーツをワンオフで作ってしまえば、どんなバイクにも取付出来る訳です。















制作したアタッチメント


















ランポート

2016年10月25日火曜日

ジョグプチをさらにローダウン


ジョグプチ

ヤマハのジョグで少しだけシートが低いのがジョグプチ。
シートだけ薄くなってるだけなんだけど、体の小さい人にとってはその少しが大事。
昔は小さいスクーターがいっぱいあったんだけどね。
ホンダのタクト初期型も今思うと小さいし、スカイとかスカッシュも小さかった。

メットインで小さかったのがPAL。
PAL以降は結構大きめのしか無くなってしまい、小さいスクーターを必要とする人にとっては残念な情況でした。

今手に入る新車で小さいスクーターで候補となるのはジョグプチ。

シート高も低さも大事だけどステップ部分の幅も大事で、幅が広いと足付きが悪くなるので幅の狭さも重要なポイント。

シート高も低くステップの幅も狭いのを探すと、候補としてはジョグプチでしょうか。

可能な限り足が着きやすいスクーターの新車が欲しいとの要望を受け、新車をローダウンしてしまおうというのが今回のプロジェクト。

上の画像はローダウンした後のジョグプチ。
微妙に下がっているのが分かりますでしょうか。

ジョグプチ
リヤサスをショートタイプに交換

ジョグプチ
フロントサスも内部パーツを加工


サスストロークは同じでローダウン。乗り心地はノーマルと同等。

ジョグプチ
タイヤも扁平率を変えてローダウン。徹底してローダウンします。

ランポート RUNPORT

レオビンチのマフラーを修理する

レオビンチのマフラーはイタリア製で、ヨーロッパで一番売れているマフラーです。

対応する車種も多いし、値段もそんなに高くはなく品質もいいので人気ですね。

そんなレオビンチでも完璧ではありません。

内部が壊れたりすることもあります。

今回修理するのは500ccビッグシングルのスクーター用チタンマフラーです。

ビッグシングルのスクーターというのはマフラーに対して条件が厳しい。

音を静かにするのも難しいし、何より振動が激しい。

エンジンはスイングアームのように動いているし、それと同じようにマフラーも動いていてクラックが入りやすい。

しかもマフラーの全長が短く、トルクも出にくい。

まあ、マフラーメーカーとしては難しいマフラーなのですよ。

今回は内部でパーツが外れているらしく、サイレンサーを揺するとカタカタ音がしてます。
上の画像、リベット外して分解したところです。