パーツを削り出す機械、マシニングセンターの紹介です。
バイクのパーツは削り出しが多くなりましたね。
アルミのカタマリから彫刻のように削って作ります。
丸いものを削るのは旋盤。
丸以外で削機械はフライス盤と言います。
エンジンは基本的に旋盤とフライス盤、それにドリルのボール盤があれば出来てしまいます。
昔のエンジンはフライス盤での加工がしやすいよう設計されてました。
昔のエンジンはいかにもパワーが出ないような構造ですけど、それはその当時の工作機械が可能な形状しかできなかっただけ。
マシニングというのはアナログで手動なフライス盤にコンピューターが付いて自動であらゆる方向に刃物が動くようになった機械です。
マシニングで削られたバイクのパーツとしてよくあるのはバックステップ。
上の画像のようなキャリパーサポート。最近ではレバー類もマシニングでの削り出しになります。
当然、アルミのカタマリから削る訳ですし機械本体も凄く高いので削り出しパーツと言うのは高価になってしまいます。
なかなか言葉では説明しにくくて分かりずらいと思いますが、そのうちに動画で紹介できたらと思ってます。
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