ワンオフマフラーは輪切りパイプで
マフラーをワンオフで作る時、曲げパイプを使って作る方法と、パイプを小さく輪切りにして曲げパイプを作っていく方法があります。量産のマフラーは当然に角度を決めたパイプで作られています。
ワンオフでもアメリカン系のバイクの場合は輪切りは似合わないのでいくつかの曲げパイプを組み合わせながら作っていきます。バイクがレーシングなデザインだったら輪切りの組み合わせでも違和感はないでしょう。モトGPとかのワークスバイクもマフラーは輪切りになっていますね。それは希望する曲げRのパイプが無いので輪切りにしてしか作れないという事でもあります。輪切りの場合は曲げ半径を自由に設計できますから、その方が希望の形状に出来るからです。今回のマフラーは輪切りタイプで制作していきました。上の画像は輪切りしたチタンパイプを仮止めした状態。角度とか位置が決まれば本溶接していきます。
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