2013年8月10日土曜日

TZM50にYBR125のエンジンを積んだレーサー

ミニモト4耐用のレーサー、TZM50のフレームにYBR125のエンジンを搭載しました。

結構時間が掛かってしまいましたねー。

今回の依頼はフレームとマフラーだけ、エンジンとサス類、セッテイングなどはオーナーが仕上げる予定です。

ただエンジン積んで普通に走る分には、そんな難しい仕事ではないんですよ。

しかし、レーサーですからサーキットを速く走れないと意味ないですから、ランポートで作るからには気合入れて頑張って作りましたよ。

エンジンのスワップで何が大事かと言う事ですが、フロントスプロケの位置が最も大事。

すごく大事です。

基本的にスイングアームのシャフトとスプロケが離れていてはいけません。
可能な限り近づけるようにするのがこだわりですね。

もしスプロケとスイングアームの付け根が離れていたとすると、サスが動くたびにチェーンの弛みも大きく変化します。

モンキーを例にすると、スイングアーム伸ばすとチェーンがスイングアームに当たったりします。

モンキーのエンジンって元々はカブです。
もう何十年も前の設計ですから、スプロケとスイングアームの位置関係はこだわりを持って設計されていません。
カブですから、それでも充分です。

そのエンジンがモンキーに積まれ、誰が考えたかスイングアーム伸ばされ、サスまで長くされて、位置関係の不都合が出てきた。
まあそれはしょうがないです。

話はそれましたが、とにかくスプロケとスイングアームの付け根は可能な限り近づけないとフルバンクでコーナーを攻められないんです。

今回はそのら辺が手間がかかりましたが何とが形になりました。

明日のマフラー関係に続く・・・

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