ミニモト4耐用のレーサー、TZM50のフレームにYBR125のエンジンを搭載しました。
結構時間が掛かってしまいましたねー。
今回の依頼はフレームとマフラーだけ、エンジンとサス類、セッテイングなどはオーナーが仕上げる予定です。
ただエンジン積んで普通に走る分には、そんな難しい仕事ではないんですよ。
しかし、レーサーですからサーキットを速く走れないと意味ないですから、ランポートで作るからには気合入れて頑張って作りましたよ。
エンジンのスワップで何が大事かと言う事ですが、フロントスプロケの位置が最も大事。
すごく大事です。
基本的にスイングアームのシャフトとスプロケが離れていてはいけません。
可能な限り近づけるようにするのがこだわりですね。
もしスプロケとスイングアームの付け根が離れていたとすると、サスが動くたびにチェーンの弛みも大きく変化します。
モンキーを例にすると、スイングアーム伸ばすとチェーンがスイングアームに当たったりします。
モンキーのエンジンって元々はカブです。
もう何十年も前の設計ですから、スプロケとスイングアームの位置関係はこだわりを持って設計されていません。
カブですから、それでも充分です。
そのエンジンがモンキーに積まれ、誰が考えたかスイングアーム伸ばされ、サスまで長くされて、位置関係の不都合が出てきた。
まあそれはしょうがないです。
話はそれましたが、とにかくスプロケとスイングアームの付け根は可能な限り近づけないとフルバンクでコーナーを攻められないんです。
今回はそのら辺が手間がかかりましたが何とが形になりました。
明日のマフラー関係に続く・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿