2ストの焼き付きには色々ありまして。
オイル切れは当然焼き付きます。
他に回しすぎとか、混合気薄すぎとか、オイルが悪いとか色々です。
サーキットなんかではオイルとガソリンを混合して使いますので走り方によってはすぐに焼き付きます。
ストレートを全開で走ってきてコーナーに入るときアクセル閉じますよね。
当然ガソリンも出てないと同時にオイルも出てなくて、ギャインと一瞬でロックして吹っ飛んだりします。
それを見越してクラッチはいつでも切れるよう準備して、アクセル閉じるのを出来るだけ短時間にするような、そんな走り方をします。
そう言ったよくある2ストの焼き付き原因以外でたまにある原因。
それはエアエレメントのスポンジ。
エアエレメントのスポンジが古くなると弾力を失ってボロボロになります。
そのボロボロになったスポンジがエンジンに入る。
普通はその時点でリードバルブに詰まりエンジンが不調になります。
その時点ならギリギリセーフ。
調子悪いまま誤魔化しながら延々と走行。
いよいよスポンジがエンジン内部に入り、ピストンとシリンダーの間に挟まりながら焦げたりする。
そして本当に加熱してピストンが溶ける温度になり焼き付きする。
今回修理したヤマハギアもそんな感じでした。
普通に、日常の整備は大事ですね。
2ストは焼き付きやすいと言われますけど、きちんと整備して適合するオイル入れて無理な走行さえしなければ、そんなに壊れるものではない。
と言っても4ストよりは耐久ないですけど。
それでも、2ストの軽快でギュイーンとくる加速は大好きです。
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